背を向けて逃げ出した僕に
隣を歩く君は言いました
「ホントにそれでいいの?」
それくらい僕もわかってるから
雲ひとつ無い青空と
まとわりつくこの暑さに
参ってしまった僕らは
自分の殻に隠れた
覗いた外の景色は
キラキラと輝いて見えて
日向に踏み出すのは
明日からでいいかなって
煩わしいやりとりも
白々しい気遣いも
見透かされていたってこと
所詮はそれだけの僕らだ
幸せすらも疑って
さらけ出せ シンプルな言葉
思い出せ 遠い過去の記憶
無邪気な笑顔で走り回った夏の日
「かもしれない」とか
顔色伺うなんてやめちゃおうか
素直に届けていたいな
上手に渡り歩いてきた
八方美人の僕だけど
優しいだけじゃ誰も
振り返ってくれないんだ
あの子に近づくためには
ギャップを見せつけてやらなきゃ
張り切ったそばから
空回りして終わるの
バカバカしい いつだって
比べたらわかるだろ?
水掛け論だってこと
所詮はそれだけの話なんだ
他愛もない会話の中
浮かび上がる人となりが
恐ろしくて口を閉じる
綺麗事の先には何があるの?
誰にも嫌われない
だけども愛されない
個性の無いモブの様だ
固定概念を捨てろ
さらけ出せ シンプルな言葉
思い出せ 遠い過去の記憶
無邪気な笑顔で走り回った夏の日
「かもしれない」とか
顔色伺うなんてやめちゃおうか
素直に喜べる様にさ
走り出せ 遠い明日の日へ
取り戻せ きっとできるはず
シラけたギャラリー
騒つかせていく歌声
当たり前なんてさ
どこにも見当たらないな
踊り明かそう
笑顔を絶やさないで
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