暮れ出したオレンジ差しこんだ
喫茶店のガラス越し
書いては消してを繰り返す
メモ帳と湧きあがるソーダ
小さな泡がはじけ続けて
いっぱいで溢れそうになるけど
こころのなか今でも
夢が光る
いま泣き出しそうだよ
沈んでく太陽 追いつけないもの
わかってるのになんで
たまらなく悔しいの
でもこのざわめきさえ
抱きしめていられるわたしで
生きてみたいって思うよ
トワイライト・サイダー
落ちていく光のさみしさが
胸のなか占めてくとき
目を閉じてこころを寄せてみる
地球の裏の朝のこと
小さな思い拾い集めて
たしかめたくてぎゅっと握った
わたしのなかはじける
オレンジ色
いま夜に溶けていく
沈んでくこころ ままならないこと
わかっているのになんで
たまらなく泣きたいの
でもこの切なささえ
抱きしめていられるいのちで
歌ってみたいって思うよ
トワイライト・サイダー
なにもかも無駄って叫ぶ
自分の声が響く
帳を破りかけ出した先に
見える
いま泣き出しそうだよ
追いつけないまま ままならないまま
生まれてくる朝焼けが
たまらなくきれいなの
でもこの切なささえ
抱きしめていられるいのちを
やっぱり ああ 生きてみたいよ
トワイライト・サイダー
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