サカサマの時計塔
ひるがえるスカートに
手を当てて眺めた夕暮れ
もう少しあの時に
ああすれば良かったと
振り返るばかりじゃないでしょう
淡い気持ち重ねてにじむグラデーション
甘い消しゴムの香りがせつなくて
舞い散る花びらに
それぞれの想いを
乗せて流れて行く夕暮れ
怒った君の顔も全部わかるのに
まだ知らない君を探して
淡い薄紅の頬染めるグラデーション
甘い消しゴムの香りがせつなくて
今確かにここに立って言う
忘れない言葉を もう一度 もう一度
淡い気持ち重ねてにじむグラデーション
甘い消しゴムの香りがせつなくて
淡い薄紅の頬染めるグラデーション
甘い消しゴムの香りがせつなくて
好きとか嫌いだけじゃ表せないけど
伝えたいばかりの夕暮れ
水たまりの校庭をみつめるだけの
うわの空の時を過ごした
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