少し昔のある話
君と僕が出会ったあの日
きらきら光るそのページを
君とめくる物語
♪
それは不思議なある国の話
いつも空には星が輝いて
月のライトが辺りを照らす
街は光で満ち溢れている
「私は君の魔法が見たいな」
君は僕の眼を見て呟いた
不思議なことに僕一人だけ
そうさ魔法が使えない
君は少しだけ微笑んで
汽笛が君に合図する
君の魔法が輝いて
僕の心を静かに照らす
「きらきら光る星のような」
「君の魔法は眠ってる」
少し昔のある話
君と僕が出会ったあの日
きらきら光るそのページを
君とめくる物語
♪
それは綺麗で鮮やかな話
泣きたくなるほどに暖かくて
夢を見ていた
一瞬だけどそこは希望で満ち溢れてた
「僕はもう一人でも大丈夫」
少しだけど大人になれたんだ
魔法なんてさこんな僕には
必要ないみたいだから
君は「素敵な想いだね」と
僕の頬にそっとキスをした
空に星が瞬いて
君はふわりとどこかへ消えた
きらきら光る星のような君は
魔法に会いに行く
少し昔のある話
君と僕が出会ったあの日
きらきら光るそのページを
君とめくる物語
僕の昔の物語
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