今でも 記憶の風が胸かすめて
斜めに 夕陽が影落とす街角
まぶたに焼き付いてる せつないまなざし
あなたを許せたなら 失うこともなかった
夜へと 続く痛みを持て余し 佇む
あれから ひとりで棲む部屋に戻れば
あなたの 寂しげなエア・メール届いてた
"出来るならば日付を 5月に戻して 何もなかったように"
あなたの願い哀しい
グラスの 氷が溶けて細かい文字 にじんだ
♪
僅かに開けた窓を 翼が横切る
男と女なんて 所詮はわかり合えない
流れる 季節が痛み消すのをただ 待つだけ
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