僕はずっと狙ってた
錆びた社会が蔓延るのを
未完成の箱に"その名"を刻む
飛べないカラスは嗤う
「くだらない事しやがって」と
サイネージが意味ありげに光る
ファンタジーを偽るファンタジーも
リアルを嫌うリアリストも
ゲームの様なゲーム
僕らは 僕らの 命を 命で 問う
偽りのファンタジーも
逆さまリアリストも
独裁者を待っていた
独裁者を待っていた
其の名を語ることも
許されないままで ままで
僕らはリアルを知る
許されないままで
錆びた大人達が
神話と混ざり 歪み 許されざる時代へ
♪
設定者は考える
互いの足を掬うことばかり
溺れる者を救う者などいない
汚れた羊は祈る
罪に掬われないようにと
その時まさに賽は投げられた
雪が零れそうな暗い雨が降る
錆びついた社会はその美しさに気づかない
雨が汚れ堕ちた世界を流してく
大人たちの悲痛な歌が木霊する
偽りのファンタジーも
逆さまリアリストも
溺れる者を救う者などいなかった
其の名を語ることも
許されないままで ままで
僕らも大人になる
許されないままで
偽りの神さまも独裁者もきっと同じこと
そうか 僕もこうには彼らとなんら変わらない
其の名を語ることも
許されないままで ままで
この体もやがて錆びついてしまうのだろうか
僕を箱に刻まれたその名をただ必死に消していた
カラスが嗤う
「くだらないことしやがって」と
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