言葉がいくら足りても
果たして風は起こせるかい
それと一緒で僕の手では
君の心を動かせない
笑いながら恋は 雨に流れて消えた
虹色の濁った希望と共に
笑いながら君は 雨に流れて消えた
ずぶ濡れの紫陽花みたいに
綺麗で悲しい
♪
じゃれ合う晴れの日には
曇りひとつなく笑って
やみそうもない雨の日には
傷ばかりを作ったふたり
笑いながら恋は 雨に流れて消えた
知らぬ間に止まった時間と共に
笑いながら君は 雨に流れて消えた
ずぶ濡れの紫陽花みたいに
綺麗で悲しい
夜の底で鳴り響いた 言葉をちぎって
ひとつずつ空へ逃がして
ほら夏はすぐそこまで
無下に僕を指差しては からかった
♪
濡れた瞳の奥で 君は何を見ていた
今となって意味もない答えで
過ぎ行く日の背中 僕はそれを見ていた
まるで夢のように滲む光
笑いながら恋は 雨に流れて消えた
虹色の濁った希望と共に
笑いながら君は 雨に流れて消えた
ずぶ濡れの紫陽花みたいに
綺麗で悲しい
悲しい...
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