眠れない夜明けを 邪魔する雨音
ひとりの夜は寒い
寒い... 寒い...
離別(おわり)がきたのを受け入れる
それだけのことだけど
今 あなたを 失くしたことよりも
まだ止まない雨が ただ悲しい
ふたり寝の夜に見た星空の
願いさえ 流されてくから
微かな眠りで あなたに触れてた
温もりは 優しくて...
目覚めてまた 泣いた
こぼした名前に驚いたのは
自分でも可笑しいけどね
華やいだまま 恋がゆめのあと
瞬きの間に 消えた総て
永遠に愛されることもなく
末枯れた 想いが逝くだけ
それなりに恋は してきたけど
最後のあなたを わかっていたら
こんなに好きには ならなかったよ
こんなに好きには ならなかったよ
毛布のなかで うずくまってても
雨音があなたの夢を 見せてはくれない
もう... もう...
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