ひとひらの雪が頬に触れて消えた
温もりさえも映し出される 記憶
あざやかに見える都会の空
此処にいるよあたし はやく
迎える日々は決められしもの
未来は全てを 守ることなく
眠るあなたを囲む 白い小さな花
冷たい風に乗って消えてく
当たり前じゃなかったよ 君と過ごした時は
戻れない・・・ 今 気づいた
突然襲う 君が居ない世界にうつされて
寂しくて 寂しくて 失くなってしまうよ
またふたり 同じ世界に居て お願い
いつの日か いつの日か 会いに行くから
すれ違う人 出会うことない人
ふたり想い合えた奇跡
日常化する日々の中
届かないモノも多かったでしょう
ひとつふたつ共に咲かせた
数少ない想い出
見つめてるばかりのあたしを
まるでほら この都会に降る雪みたいに
刹那だけど忘れないでね
冷めないまま 流る涙が知らせた事実
冷えきったあなた まだ 覚えてるよ
またふたり 同じ世界に居て お願い
いつの日か いつの日か 会いに行くから
やがて聞こえるのは足音だけ
言葉は既に失って
訪れたあの場所にはもう
人影もなく花は枯れ・・・
愛しくて 愛しくて あなた想うだけ
いつまでも いつまでも 好きだから
またふたり 同じ世界に居て お願い
いつの日か いつの日か 会いに行くから
果たせない約束よ 永遠に響け
流した涙拭って
あたしを残してさよなら
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