片思いの恋をまぎらわせるために
詩集の表紙ながめていた
...そこへ...
自動ドアがあいて本屋さんに貴方
紙切れ見せて何かさがす
近くにいるのに私を知らない
一人横目だけで追いかける
友だちのように恋人のように
すぐすぐに声をかけて
お願い
横顔を見つめ憧れをみつめ
いま夏のまん中です
好きなんです... とても
カーディガンの袖に指をまるめながら
胸のふるえをかくすけれど
背中のあたりを通ってゆくとき
少しめまいがしてこわかった
友だちのように恋人のように
すぐすぐに声をかけて
お願い
横顔を見つめ憧れを見つめ
いま夏のまん中です
好きなんです... とても
同じ本を読んで話し合えるくらい
近づきたくて待っています
...ずっと...
街は今日も晴れて楽しそうね みんな
貴方と逢えて私嬉しかった
好きなんです... とても
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