群青色の空
自由なんてものは
手を伸ばすほどに遠く遠く飛んでく
ほら、海猫の歌が僕を笑っているんだ
夏の島に縛られた十六年間
長い前髪も伸び過ぎて捨てられたあの日みたい
どんな愛情も
ねえ、たったひと切れのパンより軽い
生きているよ
神様にもきっと見捨てられている僕でも
追い風に白い帆を上げよう
君が留まり僕がゆくなら
いつか遠い海で会えるんだろう
きっとこの星はまあるいから
追い風に白い帆を上げよう
君が留まり僕がゆくなら
いつか遠い海で会えるんだろう
きっとこの星はまあるいから
♪
潮の香りが染み込んでいる日だ
薄汚れた白い背中を押す風が吹いた
もし叶うなら愛されたいな
あたたかな胸に頰を埋め眠りたいな
雲を追うよ、風を切るマスト
僕を乗せた船はどこまでも
黄金島にもゆけるよ
地図はないけど
さあ、人魚たちの歌に手を叩こう
ナナナ ナナ ナナ
ナナナ ナナ ナナ
追い風に白い帆を上げよう
君が留まり僕がゆくなら
いつか遠い海で会えるんだろう
きっとこの星はまあるいから
追い風に白い帆を上げよう
君が留まり僕がゆくなら
いつか遠い海で会えるんだろう
きっとこの星はまあるいから
♪
まあるいから
♪
まあるいから
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