カタチのない哀しみに侵されたこんな世界で 名前を呼んで 抱きしめて 叩きつける雨に烟る街の灯り ふたり並んで眺めてた 行き場なんてなくて だけど君が居れば そこが私の場所だった 罅割れた鏡が映すのは モノクロームの夢の化石 君は何を望む? まだ死んでいない運命が生きたがるのは 惰性とかそんなのじゃなくて じゃあ何? 自意識の果てで 零れ落ちた祈り 全て終わる前にどうか 愛を頂戴よ We cannot undo the things that we did その願いの代償に 孤独なんて見えないくらい 笑ってあげるから 傍にいてください どうか― いつか止んだ雨といつか消えた何か 君は気づいていたのかな 間違いなくあの日真実だった言葉なのに 今はもう空っぽで 偽りの彼方の煉獄で 透き通ってく罪(きおく)の色 ...君は何処に居るの? もう此処にはない感情が突き刺さるのを 感傷だと切り捨てて片付けないで 無機質な空の向こう側に 二度と 触れられない切なる時間(とき)があると言うなら I cannot forget the things that I did 愚鈍な大人に告ぐ 正義なんて傲慢なモノ 壊してあげるから 虚ろに巡る季節の葬列にただ並ぶかつての希望 届くはずのない声 それでも続いてゆくMonologue ねぇ耳の奥に残ってる雨音は何故 こんなにも激しいのに優しいのだろう 居たくて 痛いと言えなかったことも 君は全部知って傷ついていたんだろう まだ死んでいない運命が生きたがるのは 惰性とかそんなのじゃなくて じゃあ何? 自意識の果てで 零れ落ちた愛は 今もなおも蹲って 君を求める We cannot undo the things that we did その願いの代償に 孤独なんて見えないくらい笑って この詩を 永遠に君に捧げよう