光る雫しずくを舞わせ高く昇ってく
夏の雨に人魚は空を泳ぐ
どこまでも
駆けるように
水面みなもを鳴らす雨のこえ
手と手取り合い
空への梯子はしご紡いでく
目を閉じて天を仰いだら
一息、
光る雫を舞わせ高く昇ってく
夏の雨に人魚は空を泳ぐ
どこまでもつながってる湖のことを
海と呼ぶんだと思っていたんだね
雲の上
屋根の向こうまでは
行けないと
知っていても
でも、見てみたいの
この雨の終わりを
光る雫を舞わせ高く昇ってく
夏の雨に人魚は空を泳ぐ
どこまでもつながってる湖のことを
海と呼ぶんだと思っていたんだね
雲が裂け、ああ
太陽 海を枯らしていく
落ちていく 翼をもがれて
人魚は雨の終わりを見た
最後に、虹を掴もうとして───
水面の歌は消えた
それはある夏の雨上がり
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