当たり前で 当たり前で
なくなって気づいたんだ
名前つけて 記念日だって
窓を開けて 消えた歌
忘れたかな
棘だらけの 道を手探りで歩いたことを
暗い中を寄り添い進み
出口なんてわからずさまよったね
足りないまま 足りないまま
このままって気づいたんだ
日が変わって 誕生日だって
火を付けて 歌った歌
忘れたかな
プレゼントに 見慣れた線で書いた似顔絵を
暗い部屋を暖かく包む
笑う顔 いつもどおりしわ寄せで
坂を下る サビだらけの
お下がり自転車後ろ乗せて
暗い中をブレーキ握り
行き先も決めずに漂ったね
♪
小さなコップに注いだ
ミルクが増えて
どこにでもあるような
もうここにないもんな
忘れたなら 思い出せる
心配はもういらないよ
確かなこと ただ一つだけ
今すぐ抱きしめたいよ
忘れたかな
棘だらけの 道を手探りで歩いたことを
暗い中を寄り添い進み
出口なんてわからずさまよったね
忘れたかな
プレゼントに 見慣れた線で書いた似顔絵を
暗い部屋を暖かく包む
笑う顔 いつもどおりしわ寄せで
忘れたかな
空っぽの瓶に 今年も咲いた好きなあの花を
過ぎた日々を鮮やかに包む
枯れないでいつの日もあのままで
空をのぼる ミルクの匂い
白い記憶を絞る
ミルクが溢れ乾いて跡になった
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