地球が回ってた時代は終わって
朝は永遠に失われた
僕は止まって歩き出せないまま
街をぼんやり眺めていた
この夜がいつまでも明けないから
僕は君をこんな檻に閉じ込めている
君の声しか光がないから
月の代わりに君を歌わせている
リリィ リリィ 明日も側にいてくれるかい
たとえ僕が夜に溺れたとしても
リリィ リリィ 君は真昼のような
澄んだ声で希望を歌ってくれるかい
♪
季節が巡ってた時代は終わって
春も夏も秋も永遠に失われた
僕は壊れたことに気づかないまま
君をこうして苦しめていた
この夜がいつまでも明けないから
僕の思考は醒めることがない
君の声しか救いがないから
星の代わりに君を歌わせている
リリィ リリィ 明日も守ってくれるかい
僕の足を引きずり込む暗闇から
リリィ リリィ 君の真昼のような
澄んだ声が僕は本当に好きだよ
♪
リリィ リリィ どうか許しておくれ
僕はとっくに夜に飲まれてしまって
リリィ リリィ 君の幸せなんて
願ってたあの頃に戻れないんだ
リリィ リリィ どうして手を伸ばして
僕の頬なんて撫でているの
明けない夜はないと歌う君は
僕を出ていった雫を拭って
「あなたを忘れないよ」とそう言った
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