永遠に血を鳴らす
揺るぎない憎しみを
振りかざして 私は駆け出すの
♪
卑しく影を伸ばす針は
時の仕掛けを映しあう
幼き無力な胸を指す
いのち捧げた 愛すら
暴虐の道連れに
鏡に煌る傷が
まるで心の透視
ああ何度も歪めた
永遠にさらわれた
揺るぎない愛しさを
思い出して焦がれるまどろみ
何処かへ散った
消えてしまえ うつつなんて
もがいても痣になるだけ
再生 叶うなら 恐れずに
立ち向かう勇気が欲しい
♪
揺らめく影を隠す羽は
甘い誘いを響かせた
例えば私の心から
"重い枷を外して
夢を魅せることはできるの?"
鏡に煌る傷が
まるで心の天使
ああ何度も叫んだ
永遠に支配した
揺るぎない悔しさを
声に変えて尊き安らぎ
姿を知った
消えてしまえ 虚いなど
残酷な要塞になるから
済生 いま私 もう一度
この場所で 輝いて魅せる
閉ざしていた扉を開けるのは
自分自身だった
麗の虚空に灰を晒せ
♪
鼓動を手繰り寄せた
音色を明日にのせて
生きていく
悪魔の様な天使
決意の槍に刺され
堕ちてく
永遠に血を鳴らす
揺るぎない憎しみを
振りかざして汚れた視界を
時は巡った
消えないで 信じたいの
僅かな希望の開花を
咲かせた 迷いなき その花は
火を宿し 逞しく育つ
殺めていた心を救うのは
自分自身だった
麗を壊して善を乞うの
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