「私、あなたに救われてばかりだ」
そう言うとあなたは
「救われてるのはぼくの方だ」
なんて言うんでしょ
「ほら、また私ばかりだ」
と悲しくなった
寄り添う他に何ができるだろう
見慣れた明日
孤独に襲われ怯えた繰り返しの日々
優しさという名の光が今日を照らした
離さないよう繋いで
話さないでも繋がって
痛みも不安も喜びも
全部を分かち噛み締めた
忘れてしまいたい過去は
きっと忘れちゃいけない過去だ
背負ったままでもあなたとなら
前を向けるんだ
「君がいなきゃぼくはダメだ」
そう思っているけど
言葉にしているのは
いつも君ばかりだ
隣にいるだけじゃ伝わらないのは
分かっているつもりなんだけどな
目に見える全ての物には
終わりが来るって知ってるよ
だから今を愛するんだ
離さないよう繋いで
話さないでも繋がって
痛みも不安も喜びも
全部を分かち噛み締めた
癒えることのないその傷は
同じ過ちを繰り返さないため
抱えたままでもいい
ぼくが前を歩くから
人は自ら心なんて物作って
胸が痛いと涙を流した
それでも心を捨てないのは
誰かの温もりを感じられるからだ
離さないよう繋いで
話さないでも繋がって
痛みも不安も喜びも
全部を分かち噛み締めて
いつか迎える新しい朝
まるで世界は違って映るだろう
迷ったままでも生きてるなら
前へ進むんだ
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