「見渡す限り恋の色をしているね」とはにかむ
いつのまにかそんなことも
思い出の一つになって
「そんな人もいたね」なんて
いつか言われてしまうのか
嘘だったかの様に忘れられていく
履き慣れていないパンプスで
長い髪を後ろにまとめて
シワのない綺麗なシャツを身に纏っている
目が眩むほどの光へ
僕が知らない方へ向かって
歩き出してしまう君は
新しくなった日々に似合わない
僕のことはもう忘れて
抱きしめていた思いは独りでに
暖かい風に攫われる
僕に無いものを持っている所に
惹かれたことを思い出したんだ
一歩踏み出す姿をみて思った
春は憂いだ
♪
久しぶりに会った君の髪は短く切られていて
「もうアナタのものじゃないのよ」って
言われてる気がして嫌だった
咲き誇る公園の木々の花びらヒラリ
ひとりすれ違ってる行き場を失ってる
何処かへいってしまいそうな
遠くをみる瞳に映らない
知らないうちに過去の人になってゆく
♪
履き尽くしたボロいスニーカー
選んでくれたバッグ背負って
しわくちゃな泣きっ面を下げている
目が眩むほどの光に
足がすくんで止まったままで
歩き出してしまう君の手を離す
新しくなった日々に似合わない
僕のことはもう忘れて
抱きしめていた思いは独りでに
暖かい風に攫われる
二度とは戻れないまだ踏み出せない
いつも通りの僕の隣で
一歩踏み出す姿をみて思った
春は綺麗だ
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