背中が透けて見えるぜ 非実在のテレプラズム
半死半生の体躯を 歩かせるのはなんだったっけ?
拒絶を繰り返し 傷ついて ふんだくられて
たまらず自分を呪えば 深い闇も連れとなった
「誰のせい」とか 「何処で間違った」とか
決意が廃るぜ 選んだのは僕だ
現世に惑う 不徳に踊る 泣き叫んだ声なき声
救うんじゃなく 元に戻すんだ僕が
ねぇ これ努努 忘るるなかれ 胸翳る常闇にこそ
きっかけ 引き金 いっそ眩しく世界を焼く
火種はあの日の呪いだ
♪
棺桶に片足突っ込んで やらなけりゃやられる覚悟で
一歩ずつに命を賭すが 窮地は僕に微笑んだ
成就も安心も 夜道つけ狙う盗人
その頃には己の敵は 己の中にしかいない
夜店通りに 風の通り道
陽は届かずとも 咲く花を見たのだ
現世に惑う 不徳に踊る 君は誰だ? 己に問う
暴くんじゃなく 思い出させるんだ僕が
ねぇ これ努努 忘るるなかれ 胸翳る常闇にこそ
きっかけ 引き金 いっそ眩しく世界を焼く
火種はあの日の呪いだ
♪
風が止まった 夕日が沈んだ 闇に潜んだ君の出番だ
世界で一つ 君だけにしか変えられないもの それは君の生き方
開戦前夜 僕ら誓った約束も 黒煙に紛れてもう見えない
照らして 痛みで 君の不幸が役に立つ
あの日自分を呪ったのは君じゃないか
現世に惑う 不徳に踊る 先も見えぬ苦境にこそ
壊すんじゃなく 照らしだすんだ僕が
ねぇ これ努努 忘るるなかれ 胸翳る常闇にこそ
きっかけ 引き金 いっそ眩しく世界を焼く
火種はあの日の呪いだ
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