真っ赤に焼いてドクドクと ほてる体で
明日をちょっとだけ心配して
塩がまじった髪の毛を 撫で付けながら
誰かが小さい声で歌い出す
ああ
強い強い強い 通り雨が降り出した
ああ
熱い熱い肌を 冷ます気です
来年もまた僕等 同じ景色で
同じ気分に なれるだろうか
季節が過ぎてって 大人になれば
変わるだろうか やだなって
夜がまじったオレンジの夕焼けがとけて
誰かが小さい声で話し出す
聞いていたらウトウトと誘われてる
勿体ないと抗ったりして
ああ
細い細い細い 路地をぬけて駆け出した
ああ
甘い甘い時よ こぼれないで
来年もまた僕等 同じ景色で
同じ気分に なれるだろうか
季節が過ぎてって 大人になれば
なんだか遠くに 感じるのかい?
そして
今日の最後をそっと 告げている月
帰るのやだな 帰るのやだな
来年もまた僕等 同じ僕等で
いれるだろうか?
大丈夫だって
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