君のこと考えるとなぜか
「もうダメだ」とボヤいた心が
「仕方ないな あと少しだけね」と僕に語り歩みを進める
あてどなく意味を探す命
本当はこの世の入り口で
開けっ放したあのドアの在り処
見つけるためのものだったなら
それを一人では探せないように作った
意地悪な神様
あなたのおかげで出会えたんだ
この魔訶摩訶不可思議な生命に
この宇宙が今まで観てきた悲しみや痛みのすべてを
知ってるかのような君のその涙はなに
この宇宙が今まで見つめた喜びのすべて足しても
追いつかないほどの君のその笑顔はなに
はみ出すの止めるのが僕の仕事なの?
それが僕の役目なら望むところだよ
♪
退屈や灰色の怠惰も
君となら色が変わってくのは
「どこに行くか」より「誰といるか」が今日の景色を決めてゆくから
君ができてくその十月十日に
僕は何をしていただろう
きっと夢ん中で
君の小さなへその緒に指先で触れたんだろう
恋と運命と奇跡に振り回されるこんな僕らに
残されたあらがい方は何があるだろう
嘘や過去や不可能たちが寄ってたかってこんな僕らの
行く手を塞ぐけど君はなんてステップでさ
かわすように踊るのさ この修羅場でさえ
僕は僕で見続ける あまりに綺麗で
♪
君の身体の中に無限の
銀河が溢れていること
僕はどれだけ深く 遠くへ
泳いでいけるのだろうか
暗闇も怖くないよ
この宇宙が今まで観てきた悲しみや痛みのすべてを
知ってるかのような君のその涙はなに
この宇宙が今まで見つめた喜びのすべて足しても
追いつかないほどの君のその笑顔はなに
奇跡の両の端に 立つような君の
その無重力の中で 僕は息をする
無限を泳ぐ
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