風が僕らの前で急に舵を切ったのを感じた午後
今ならどんな無茶も世界記録も利き手と逆で出せるような
気がしたんだ 本気でしたんだ
信号機が僕らの行く先を 全部青に変えてくよ
今僕らにあるものと言えばきっと 遥かな傲慢さと勇気と
大人は持ってない モノのすべて
「なんとかなるさ」と「あとどれくらい?」と
「大丈夫かな僕ら」の間を
振り子のように行ったり来たりしては 手を強く掴んだ
笑われないくらいの愛で
変えられるくらいの世界ならば
はじめから開などない 僕には必要ない
神様早く次を僕にくれよ
みっともないくらいの声で
ありえないくらいのこの気持ちを
僕に叫ばせてよ (呼ばせてよ) 腐らせないでよ (捨てないでよ)
僕らの持て余した勇気を 使わせてよ
♪
色とりどりのやまがいもんで 今日もこの世は輝いて
乗り遅れまいと力を込めども 空を切るような虚しさでさ
反対電車に いざ飛び乗ったよ
夢から醒めたら らの魂はシックチャなはずだよ
それなら いっそこの夢のど真ん中で派手に使い果たしてみようよ
笑われないくらいの愛で
変えられるくらいの世界ならば
はじめから開などない 僕には必要ない
僕らの 持て余した正義を 使わせてよ
♪
「さよなら」のないハローと「仕方ない」のない未来を
鍵のないドアだらけの心で
未来が得意気に僕らを てきてもどうでもいいや
まだ僕らにややることがあるから
僕らの 持て余したこの今を
僕らの こぼれそうな奇跡を 使わせてよ
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