どんな声か覚えてるかな どんな風に話してたかな
すっかり背が伸びたお互い
正義とか常識とかさ 疲れちゃうよね正直ね
秘密基地の中には そんなものはない
約束しようふたりは ずっとこどものままで居よう
誰も傷つかないなら 思い出のままにしよう
ふたりだけ花びらの散るように 幼気な春風に舞うように
どんな少女でも終わりは美しく
ふたりだけ飛ぶ鳥の落ちるように 手を繋いで星の裏側まで
飛んで往きたい
♪
そういえば泣き虫だよね 必死こいて隠してるよね
立派になるもんだお互い
大人って面倒くさくて 疲れちゃうよね正直ね
みんなきっと 忘れてくこどもだったこと
冒険しようふたりは 大人達とお別れさ
生きることってこうだろう 息を吸うことじゃないだろう
ふたりだけ当たり前を知らないで 徒然な後悔も言わないで
どんな言葉も無いほど麗しく
ふたりなら落ちる陽の寂寞も 藍がかった星の裏側まで
覚えておける
♪
タイムリミットの鐘が鳴る ふたりは置いていかれる
大人達が憂いてる あいつは正気じゃないと
タイムリミットの鐘が鳴る ふたりは確かに生きている
♪
ふたりだけ花びらの散るように 幼気な春風に舞うように
そんな最期ならふたりに相応しい
さんざめくこの世界にさよならを 手を繋いだままなら
二度とこない再会
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