間違さえ一つの答 踊れ 明日さえ不確な儘
美しく疑う君と 騙し騙され合って居たいのさ
♪
かつて創った傷の跡を擦って 流れる時間を体感に変えている
現在よりも近くに視えた月の落掌を夢に
感情へ身を窶した日を憶えている
識りたいことも 識りたくないことも
識らないことも 識ってはいけないことも
何れが正解で何れが間違かなんて
識らないわ
鏡に映った君は今日も 形を変えて何に成るのだろうか
正しさを模した様な言葉で また切って貼って着飾っている
間違さえ一つの答 踊れ 明日さえ不確な儘
麗しく絡まった華弁は 何時か曇天と化するのに
鮮やかに dance, dance
描く未来が繰る繰る廻った 光の中
何れだけ哀しくても 音が鳴止んでも
君が白紙に帰する迄 未だ手を繋ぎ合って居たいのさ
♪
「錯覚は瞞しの産物、或いは上出来なトリックやマジック」
と多数票の嘲笑で正当化 今や孤独に成って仕舞ったのだ
色彩以外に差異は無いのに
一体何だってこうして触れられないのだろう?認め合えないのだろう?
かつての空の匂いや形状は食傷の知恵により木端微塵
今や何れも是も角張っている 頑張って頬張って威張っている
識った振りよりも 識らない振りが美学だなんて
識らないわ
鏡に映った君は今日も いのちを真似て何に成るのだろうか
侘しさを粧す様な言葉が また靄掛かって揺らめいている
間違さえ一つの答 踊れ 明日さえ不確な儘
是程に艶めく華弁は 何時か色彩を欠かすのに
鮮やかに dance, dance
描く未来が繰る繰る廻った 光の中
何れだけ厭わしくても 忌み嫌い切っても
誰にも成れないのさ
♪
幼い頃聴こえた声や 今にも掴めそうだった月は
本当は一つも無かったのかな
孔雀が舞って眼が眩む
間違さえ一つの答 踊れ 明日さえ不確な儘
麗しく絡まった華弁は 何時か曇天と化するのに
鮮やかに dance, dance
描く未来が繰る繰る廻った 光の中
何れだけ哀しくても 音が鳴止んでも
君が白紙に帰する迄 未だ手を繋ぎ合って居たいのさ
鏡に映った君は・・・
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