それでも毎日は変わらず、君を残して僕は廻る
盲目の烏がこの街を、黒く黒く塗り潰してゆく
小説に閉じた花が咲く、朝食を残した君は何処
ピアノの響く部屋で僕ら、此処から何が見える
水彩の景色は六月の雨で全て融けて消えていた
叫ぶ哀しみは傘の中
夕立がさよならを染めて
濁る水溜りに映した、この花束を思い出すのさ
♪
冷たい 冷たい 冷たい 冷たい 冷たい 冷たい 冷たい
♪
叫ぶ哀しみは傘の中
夕立がさよならを染めて
濁る水溜りに映した、この花束を思い出すのさ
叫ぶ哀しみは傘の中
フィルムの幻想に消えて
透ける海岸通りに今、あの花束を思い出すのさ
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