僕ら三角形で成り立った
立ち位置姿全部偽った
けど本当は全部ハッピーだった
青春劇でありました
むず痒い衝動を飲み込んだ
エンドロールは君で満たしたい
精神的になった
すきまだらけの客席に着いた
無償の愛は1500円だった
耳元がざらついた
いつもよりも深くよく眠った
もう明るくなって終わりだった
本当は言いたいことなんて無いさ
嘘の孤独だって分かってたって
忘れることに気づかない
気づけない
痺れた舌が喉を塞いだ
呼吸も声も吐き出せない
僕たちは狂信だ 盲信だ 一つの熱だ
触りたい心は銀幕が隔てた
泡立った想像が体内で冷えて固まった
どこにも響かないつまらなさで立ち上がっていた
無神経が肌によく刺さった
何か感じていたい方々へ
意味有りげなポーズを形取ったんだ
共感性をあてがった
曖昧なジェスチャーで乗り切った
けど本当は全部聞いてないや
こんな日々良くないなんて分かってる
分かってるままで堪えていたのに
逃げ出すなんて許せない 許したい
歪な声が脳を溶かした
歩けも立ち上がれもしない
僕たちは偶像だ 妄想だ 有象無象だ
思慮のない言葉で動けなくなった
苛立った幽霊が透明に透けて消えていった
めちゃくちゃな愛を感じ取って
嘘だけれど
外側に捲れた感覚はもう切り離してよ
振り回されぬ様
僕らは今ここでねたばらしの札を待っているんだ
明日も眠るために
僕たちは狂信だ 盲信だ 一つの熱だ
触りたい心は銀幕が隔てた
僕達の想像や執念は消えて無くなった
誰かの糧にもなり得ないままに
安心を食らっても 食らっても 満たされないなら
進まない世界を認めないで
生まれない息吹を潰さないで 声を出して
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