逸る気持ちに合わせてカラカラと
風車と指先は今宵も空回り
♪
鳥居の向こうは異世界みたい
成長途中の好意を変に意識させる
夜闇に浮かぶ提灯たちが早く早くと煽り急き立てる
言葉だけがチグハグで
「何でもないよ」
ってポツリ
不意打ちの感情発露のタイミングを計りかねて
ただ 微妙な顔だけしてみせた
打ち上がる花火に重ねて拗らせた感情を
叫ぶ妄想だけして沈黙
遠くに微かに聞こえる祭囃子が こんなに後押ししているのに
何も言い出せない自分と夏が嫌い
♪
いつもと違う鳥居の向こう
浮かれきった空気と落ち着かなさに
境内見渡すお稲荷様もまだかまだかと何か期待する
緊張した顔なんて あまり見せたくないのに
不意打ちの感情発露のタイミング逃したのは
横切る曖昧な生き物のせい
下がらない夜の気温にまかせた感情は
聞こえない程の小声に沈殿
人もまばらになった帰り道が 二人の距離を近くするのに
一歩踏み込めない自分と夏が嫌い
♪
平静装う りんご飴の
不意打ちは実らずに
打ち上がる花火に重ねて拗らせた感情を
叫ぶ妄想だけして沈黙
遠くに微かに聞こえる祭囃子が こんなに後押ししているのに
何も言い出せない自分と夏が嫌い
Поcмотреть все песни артиста
Other albums by the artist