季節を変えた指先は 何処へ誘うのか
行方を変えた朝日には 誰が目覚めるのか
人知れず名も無き 行方知らずの列車に乗り込み
ふと 我に返ったその時 扉は既に閉まった時
動き出す景色に向かい 窓を両手で叩き出す
揺れ出す果てしなく響く 枕木を蹴る車輪の音は
誰も居ない列車の中を 端から端まで駆け抜ける
誰も居ないこの列車に かすかに残る人の気配が
微かに想い出す 微かに蘇る 記憶の底から昇る光は そう
季節を変えた指先は 何処へ誘うのか
行方を変えた朝日には 誰が目覚めるのか
疲れた季節に僕達は 約束を交わしたのさ
やけに やけに 曖昧に 吹く風に 吹く中で
そう、何のため 何のためにと 問いかけてもあおられて
そう、答えを見つけられずに去ってしまった君の姿に
後から気付くなんて
いつまでも寝転びながら ただ聞いていたかったのさ
歌の続き 歌の終わりを 辿り着くシートにもたれ
流れる景色に顔を上げても そう
季節を変えた指先は 何処へ誘うのか
行方を変えた朝日には 誰が目覚めるのか
♪
太陽は東から昇り 西に沈む
もし太陽が西から昇る事があるのなら
そう、考えを変えるのだが
どこまでも揺れる景色の中で 忘れてしまう事はできず
サヨナラも言わずに消えた声に 誰かが空に掛け橋を
♪
我らのあてのない歌は 辿り着けるだろうか
たなびく旗をひるがえし どこに掲げるのか
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