Kishore Kumar Hits

焚吐 - 彼方の明日 lyrics

Artist: 焚吐

album: スケープゴート


ねえ覚えている?
初めて出会った日のこと
陽射しの暖かさだとか
ねえ忘れないで
どんなに些細なことでも
分かち合いつつ繋がっていたいんだ
離れ離れというきっかけなど
それほど大切なものではないけど
尊い日々の延長線上で
宛てがった鼻筋の感触が今
背中合わせのむず痒さが今
長い時の中できっと
きっと僕らを強くしているよ
ありふれた出来事に紛れたっていいよ
無理矢理特別にしなくたっていいよ
使い古しなんかじゃない
僕らだけの記念日になるよ
またね
「明日会おう」って言ってすぐまた会えるよ
少なからず そう 明日会えるよ
生憎の雨に託けそっぽを向かないで
今日という日だって偶然なのに
物憂げな顔でしゃがんだ君につられて
咲き損ねた花が滲んでいく
徐々に大きくなる理想像には
絶対辿り着く保障もないけど
遠い未来の靄の中で
振り返ればそこかしこ穴だらけの記憶で
寂しがるほどには失うものもなくて
なのに泣けてきちゃうのは
どうしてだろう?
不思議な日だね
ありふれた言葉だけ並べたっていいよ
無理矢理特別にしなくたっていいよ
使い古しなんかじゃない
僕らだけの毎日だったよ
またね
「今度会おう」って言って会わないでおこうよ
口約束の待ち合わせのように
宛てがった鼻筋の感触が今
背中合わせのむず痒さが今
軽い風に吹かれては
一層きれいに棚引いているよ
ありふれた言葉でも確かにここにあるの
背伸びなどしなくとも見える場所にあるの
使い古しなんかじゃない
僕らだけの記念日が今日も
またね
「いつか会おう」って言ってすぐまた会えるよ
遥か彼方の明日会えるよ

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