白く微睡む雪は記憶に溶け
塗り潰された過去を呼び醒ます
♪
黒く囁く声は心模様
胸を突き刺す影と境界線
舞い散る花は儚げに
零れ落ち 頬に消え
独り立ち尽くす寂寞
ゆらりと揺れる影法師に魅せられ
舞い落ちる羽に触れて穢した契りは
永遠の冬に閉ざされ
今も交わした小指が疼く
あの時切り裂いた帷は二人を今も隔て
届かない故に灯せない宵の色に染まる
私を掻き立てた好奇が全てを雪に変えて
白銀の闇に消ゆ 幾千の羽を奏で
♪
雪垂り月陰る華は泡沫
指を切り刻む氷が溶けて消える日迄
独りきり差し伸ばす手よ
いつかまた貴女に届く日が来るのでしょうか?
今でも降り頻る粉雪 涙の跡に溶けて
戻れない雪が落ちる様に故に咎は消えず
二人で指切った言の葉 私を今も責めて
暗闇に射す導 幾百の傷を照らして
♪
ゆらりと揺れる影法師に魅せられ
舞い落ちる羽に触れて穢した契りは
永遠の冬に閉ざされ
今も交わした小指が疼く
あの時切り裂いた帷は二人を今も隔て
届かない故に灯せない宵の色に染まる
私を掻き立てた好奇が全てを雪に変えて
白銀の闇に消ゆ 幾千の羽空に奏で
♪
もう少し... 嗚呼
もう少し... 嗚呼
紅い雪舞う哀咽遥か彼方へ消えゆく
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