私を穿つ叫び 痛む間も無い
切切切切
乞えども声はもう谺す孔の中
無惨に紅紅煌々と 飛沫 闇の雨
炎炎燃ゆる沸々と 枯れ色纏う 常しなえ 譫妄輪廻
走馬灯が廻るくるくると 狂狂と
剥がされて歪んで刻んで潰して
消え行く絶景の伱間から嬉々と逼り来るう
躊躇いに目隠し 二人羽織
契りを謳い没せば無彩色
刻まれた傷は心に深く
歪に蠢いては軋ませる
憐れ澱んだ指先
この手が穢れ薔薇薔薇となれど 地獄の業華で咲け
♪
私を穿つ叫び 悼む間も無い
切切切切
いと口惜しいかな
無惨に禍々蒼蒼と 泣き止まぬ 闇の雨
炎炎燃ゆる愚唾愚唾と 枯れ色纏う 常しなえ 譫妄輪廻
走馬灯が廻るくるくると 狂狂と
剥がされて歪んで刻んで壊して
揺らめく絶景の狭間から嬉々と逼り来るう
契りを謳い出れど無彩色
刻まれた傷み忘れぬ様に
歪に蠢いては軋ませる
淡く濁った闇溜りへと
此の儘... 彼方へ 永遠に凡て
♪
微睡に浮遊する 揺ら揺ら... 夢遊の様な入水
流した涙で溺れた生命に 脈を奏でるは「凛」
契りを謳い出れど無彩色
刻まれた傷は心に深く
歪に蠢いては軋ませる
憐れ澱んだ指先
この手が穢れ薔薇薔薇となれど 地獄の業華で咲け
♪
逸らせど...
黙せど...
塞げど...
蔓延る...
無惨に 明明白白と
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