君を見ていた...
僕の〇から君の四角に
逸らす事もなく唯、視線を贈り続けてた...
君を見ていた...
僕の○なら君の□も
其の先の君も近くに感じられるから...
♪
僕の部屋の中の○に気がついた君は
もう二度と僕に笑いかけてくれる事もないんだね...
「明日の為に今日を過去に出来たなら
流れて消えた昨日にも意味を持たせられるかも...」
ひらひらひらら ふわふわふわわ
舞っては揺れる 「蛾ゲハ蝶」
落日を浴び 朱の香を飾り
綺麗に咲いた 「蛾ゲハ蝶」
黒とも蜜色とも言えぬ其の背の翅に浮かんだ瞳に映るは
歪な純愛を贈る僕か... 歪な泪で其のを拒む君か...
♪
「過去を振り返らぬ様に、後ろ向きに歩いた
君の浪打ち際も、気がつけばもがいていた...」
ひらひらひらら ふわふわふわわ
舞っては揺れる 「蛾ゲハ蝶」
もう少し、あと少し、君が僕を見る目が違えば... 温かければ...
此の痛みも辛みも分かつ事が... 其の先に見えた「僕的幸福論」も...
何も出来ないから、せめて今日も君に一日を見守っているよ...
ララララ ララララ ララララ
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