揺れて反射し遠ざかり
蜃気楼映し出され
追いつけるはずもないのに
ふらりのらりくらり
憂鬱 裏腹に淡々と
やることも山積みでさ
嫌い、それなのになんでかな
どこか憎めない
正面、向かい風
焦燥感追い越して
青春の在処を探しに行こうか
スカートなびいてく風 夏嵐
高架下咲く百日紅
切り過ぎた前髪すらも
ちょっと愛おしいんです
色づいて色褪せていくまま
溶け落ちた氷も花も
花火みたい 一瞬で消える
それは夏のせいと
つぶやく、臆病隠して
♪
今日も各駅悠々と
お気に入り特等席
別に暇なわけじゃないけど
ふらりのらりくらり
あの時君が聴いてた曲の
タイトルさえわからない
片方ぶら下がるイヤホンと
口ずさんでる
衝動、消さないで
気持ちの向く方へ
青春の行き先は誰もわからないよ
散らばるガラクタと並ぶ靴跡
歩道橋 見おろした 君と
変わり映えしない街でも
そんなに悪くないんです
伸びていく背が否が応でも
はらり 今を遠ざける
虚勢張り素直になれない
これはなんのせいと
つぶやく、夕凪仰いで
♪
嫌いだったはずなのに終わってく夏追いかけ
わかってる 昨日には何も残さないよ
嫌いだったはずなのに終わってく夏背を向け
変わらないものなんてないとわかってるんだ
スカートなびいてく風 夏嵐
高架下咲く百日紅
何気ない毎日こそが
とっても愛おしいんです
暮れ落ちてく空 夕日跨いで
もう来年はいないけれど
また会える あの日のままに
どうか変わらないで
ノスタルジーに夏めいて
Поcмотреть все песни артиста
Other albums by the artist