君の言葉も 届かないまま
雨が降っては 蕾が実り 一人猶予う
火点しの頃 紅色の空
君と歩いた あの日の道も 変わらないまま
掌重ねて過ごした日も
遠く深く 消えて
花は咲いて枯れて朽ちるのでしょう
僕の この思いも
届くことはなくて雨催い 君の言葉も
六つの花咲いて 溶けて消えゆく
薄氷の夜をいくつ超えても
きっと刹那に朧月 叶わないまま
届かないまま
♪
君の言葉に 耳を澄まして
悲しい思い 手に控えては 風がめくる
伝う心は 花氷のよう
一度は咲いてどこかに消えて また探して
玉響の日々をいくつ重ねて
どこか遠く消えて
詩は響き枯れて朽ちるのでしょう
僕の この言葉も
八千代に離れてもまた寄って 花を飾って
六つの花咲いて 溶けて消えゆく
薄らいだ 夜がいくつ空けても
ずっと霞に消えていく 泡沫のように
忘れないように
♪
花は咲いて枯れて朽ちるのでしょう
僕の この思いも
何度繰り返して 恋衣 君が好きだよ
六つの花咲いて 溶けて消えゆく
失くしても 何度でもまた探そう
希う 君を想って 君に逢いたい
君が好きだよ
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