夢の中より甘い そしてちょっと恥ずかしい
君はこんな瞬間に何を想うの
深い話 後回し
とりあえず今は溺れされてほしいだけ
光と闇の間 するり入り込めば
ほらね 完成まで愛してくれるだけでいい
ぬるくなったミルクティー
おやすみ 目を閉じてジャーニー
飲みかけは明日の朝で
甘い甘い蜜を吸いすぎたら
もう何処へも戻れなくなるけど
夢見心地のままで居たいから
贅沢な罠を仕掛けて
トリコにさせてくれ
後引くその笑顔が
まだ誰のものでもないと信じていたい
ぬるく伸びた夜には甘ったるい口づけの後
高鳴る鼓動とミルクティー
終わりの歌聞こえた
午前0時トーキョーシティ
終電の一つ前で帰るんでしょ?
「実はまだ飲み足りない」言えない
代わりのサヨナラが口の中 ほろ苦く残ってた
トリコにさせてくれ
止まらず溢れ出るどんな言葉も
一度きりのものじゃないと確かめたい
ゆるく溶けた日々には野暮ったい口づけの後
乾いた身体とミルクティー
酸いも甘いも流し込めば
なにも見えない なにも聞こえない
エレベーターホールで目をつむるから
ねえ 気づいて
トリコにさせられて
飽きるほど触れた感情の器から
こぼれ落ちたいくつかをかき集めて
繋いだ手の中に無理矢理押し込んでやる
そしたらどんな顔するかな
トリコにさせられた
後引くその笑顔に
もう病みつきになっちゃって仕方ないな
黒と赤の今日が明日になる少しだけ前に
濡れた笑顔とミルクティー
飲みかけは明日の朝で
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