過去を振り返り、その黒く塗られた歴史が生まれ変わる。 何度も何度も咲いた、黒い薔薇。 奈落から湧いた 鈍色の凱歌 悪辣交じり 棘が刺さり見えた獣の僥倖 嗚呼 腕廻り毒を吐くかのように まさに自慰じみた執着 諦メロ無駄足掻キダ――嘘吐き共の哀れな罵倒が Inside the human voice Inside my human doll Inside the human voice Inside my human doll 底で蠢く塵蟲の残像にも劣る啼き声 貴様らに穢された手で 死骸傀儡――搭に書き綴る――。 嗚呼 哀れが変われないように 私もこのまま 嗚呼 唯叫び往き諍うのだろう 散り際まで...。 天を仰ぐための、その塔は――屍。 Inside the human voice Inside my human doll Inside the human voice Inside my human doll 底で蠢く塵蟲の残像にも劣る啼き声 貴様らに穢された手で 死骸傀儡――搭に書き綴る――。 嗚呼 流れた血の暖かさえ 私を癒した 嗚呼 また叫び逝き諍うのだろう 私を咲かせて 争いが捻れ壊れて それでも 讚える眼で...。