「彷徨える屍の中 苦しみと悲しみと怒りを抱いて
痛みと共に生ける同胞に告ぐ」
「私は再び 此の幕を開けよう」
♪
人は天空へ 愛は彼方 不確かに
あの暁が燃えて 雫は泡と散る
「蒔かれた種が芽吹き 我らの意思は流転する」
♪
人は虚空へ 哀と濡れて 凍える花のように
あの言葉さえも 貴女の叫びと
♪
愛すべきモノを裂かれたならば
もう此処に何も残らないから
定められた歪んだ思想は
抗わぬモノを喰らい肥えてゆく
桜が散るのは
また花を咲かす為
茜色に手を染めた
心に灯った
焔
皇国の燈を享け
さあ立ち上がれ
愛す者達を
守る翼よ
緋く染まった誓いの灯を
さあ我が身が朽ち果てるまで
貴方の想いを
♪
「死神が手招きしている 大いなる世界の前で
矮小な我々は容易く飲まれてしまう」
♪
「わかりあえぬ者共の 悲しき繰り返し」
♪
「水が低きに流れるように 人もまた低きに流れていく」
♪
「慟哭が形を成して此処へ辿り着く」
♪
遥か彼方 生まれた まだ見ぬ同胞の謳
私の希望は其処に
いずれ逢うだろう君へ
♪
愛すべきモノを絶たれたならば
もう其処に精は残らないから
宿命られた爛れた呪いは
贖わぬモノを 喰らい殺した
桜が散るのは
また花を咲かす為
茜色に手を染めた
心に灯った
皇国の燈を享け
さあ立ち上がれ
愛す者達を
守る翼よ
緋く染まった誓いの灯を
さあ我が身が朽ち果てるまで
相剋黄泉を見ず
死に物狂いで
愛す者達を
守り抜くため
赫く染まった誓いの明を
さあ此の手で掴み取るため
私の想いを
「嗚呼 嘲るように世界が哂っても
消えることのない意図を紡いでこの物語は続いていく
そう これから再び此の世界が語られていく
散華の果てに 貴方達が見るものとは」
♪
第三の退廃の幕が開ける
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