同じ靴を買った僕らは
仲良く歩き出したんだ
けど歩幅は違くって 気づいたらはぐれてた
もうだめかな おれ一人じゃなにもはじめられないよ
失なってまた傷ついて
ため息と弱音をはいて
痛がったままでいれば誰かが助けてくれるかな
新しい靴をはいて
何度でも何度でもほら
歩き出せるくせに いつも
傷つく度に怯えて
もうだめだ もうやめだなんて
いつになれば消えるんだろう
ひとりになった道の途中で
うつむいたまま突っ立っていた
汚れた靴に何度も 愚痴や後悔を吐き出して
言いたくもなかった言葉でもっと汚れてしまった
恥ずかしくて隠していた
かっこわるくて隠していた
きれい事を卑屈っていたのは
間違う事がこわかったから
間違った道の上
間違った選択に
間違いの審判を下したのは誰だっけ
新しい服を着て
どこへでもどんな風にでも
やり直せることも知ってるよ
汚れるたびに落ち込んで
もうだめだ もうやめだなんて
本当に思ってるの?
今はまだ間違った道でも
正解に変わる日を待って
新しい靴 新しい服 新しい僕のとこへ
かかとを潰したままだった
汚れた靴を僕はまた履きなおして
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