私が私を見失って それでも降る雨
瞳の上澄み、通過してく 花びら、ももいろ
すべて、もう散ればいい 愛してると言った数だけ
きみの心の花は咲いて 散っていったね
減っていったね、千切れ、春の骨
私は私を見失って、赤色 梅の 青色 空の
白色 月の色に、埋め尽くされて
季節が私の代わりに 生きてくれる気がしたよ
水色 私のさみしさに、痺れるほど感動してる
♪
私が私を見失って それでも見るゆめ
瞳のガラスを、撫でる撫でる 花びら、みずいろ
傷も、もう溺れてく 愛してると言った数だけ
街の水色が染み込んで 満ちていったね
満ちていったね 沈め、春の影
私は私を見失って、水色 街の 桃色 西の
藍色 明日の色に、溶け込んでいく
桜が私の代わりに きょうも恋をしているよ
透明、いつか身体すら、千切れそうな春風のなか
♪
乱反射した、あの光へ
いやでも伸びる、黄緑の茎
私は、私を見失って 灰色 春の 紺色 夜の
白色 波の色に、埋め尽くされて
季節が私の代わりに 生きてくれる気がしたよ
水色 私のさみしさに、痺れるほど感動してる
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