線香花火の火は 散りばめた遠い夏の日々
かすかに痛い胸に ポタポタ溶けて行く
激しく燃えた恋に ささやかな思いでハナムケを
軋んだ恋の戸張 伝える術もなくて
激しく揺れる波のしぶきに 今も聞こえてくる
呆れるほどに笑いあってた 君の笑顔も 優しい声も
夏の終わりを風に告げ 想い出は
季節の中で君をさらってゆく
線香花火の火は 夏夜の儚い恋の色
余韻も残さぬまま 小さくなって消えた
心の中に焼きついた火は 今も胸に残る
巡り会う日を夢見て咲いた 夜空を飾る花火のように
恋の終わりを風に告げ 面影は
時の流れに そっと色褪せてく
激しく揺れる波のしぶきに 今も聞こえてくる
呆れるほどに笑いあってた 君の笑顔も 優しい声も
夏の終わりを風に告げ 想い出は
季節の中で 君をさらってゆく
恋の終わりを風に告げ 面影は
時の流れに そっと色褪せてく
夏の花火のように 君といた夏の日
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