目覚めたときには いなくなってて
テーブルの上 空の缶コーヒーだけ
キミがいたって証明
飲み口に くちびる重ね
やけにくせある甘ったるい味
とってつけた苦味が嫌な感じ
それでもたまに欲しくなる不思議
本当そんくらいでちょうどいい
欲深いのは あたしの方かな
一口だけじゃ
足りない 足りない 足りない
感情を口に出さないキミと
日ごと加速するあたしの本能
毎日だっていいくらいなのに
抱きしめてよ
完璧なんて求めちゃいないさ
いびつなところがたまらないでしょ
欠けたところを 埋め合わすようにねぇ
何度も くちづけよう
重症だ 罪の味が甘いんだ
孤独が毒になってドクドク
全身を駆け巡る しびれだす 目が回る
震えだす また懲りず手を伸ばしている
縛りつけても手遅れなんだもう
鏡の中で笑うあたしは誰ですか
一瞬の安らぎ求めるくせに
嘘つけないキミを憎めないな
覚悟決めなよ 全部忘れなよ
どうしようもなく
安っぽい言葉でも 満たされる夜だってあるの
知っているでしょ?
暗闇が深くなればなるほど
僕らは花開く
重症だ 罪の味が甘いんだ
感情を口に出さない君と
日毎加速するあたしの本能
毎日だっていいくらいなのに
抱きしめてよ
はしゃいだ夜も 惨めな夜にも
平等に朝はやってくるでしょう
窓を開けば 散らかった部屋中
吹きこむ 今日の風
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