いつまでもそばにいると
幼い小指を絡めた
あの時からどれくらいの
月日過ぎたのでしょう
ふいに見上げた花びらとても眩しかった
腕を伸ばしても届かないような気がした
別々の道を行く気ならば
あたしは止めたりしない
幸せがもしここにないならば
他所の場所で咲くがいいさ
咲き誇るその瞬間だけ
一番に見たくて
守り抜いてくれること
疑わず信じてたけど
籠の鳥は青い空に
ずっと憧れていた
いつの間にやら雛鳥凛々しく鳴いている
花も翼もゆらり揺れ風に乗る
さようならうちは旅発ちます
今すぐにあんたから
思い出を忘れられぬように
こころ抉って行きます
瀬を早み岩にせかるる川
割れても末に逢はむ
別々に分かれた花道も
やがては一本道に
花咲かせたった一人のため
限りある命を
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