そうやってまたひとり部屋に籠り
移ろう陽を一通り見ていた
感情の波にまんまとしてやられ
浅瀬で遊んでいた
日常はほぼ惰性で彩られ
時間だけが円やかに流れた
ともすればまだあの日の失言を
未だに悔やんでいる
対岸の向こう夕凪でも
そもそものイメージになるたけ沿っていたい
こうやって今は晴れて足宛いてる
苦しいのは自分だけじゃない話
金色の空 静かに問い掛けてくる
君が何をしたいかだと
♪
友人の多くは大方身を固め
見紛うほど背筋は真っ直ぐ伸び
最近じゃもう強がるポーズさえも
誰にも拾われない
金色の空 悲しみさえ
二人称でしか分かち合う術はないの
それだって日々は至極美しい
通りすがる旅人よ何処へ
失って尚 懲りずに欲かいている
ほら、またさっきの道
人知れずとも プラタナスの樹
揺れているよ ごうごうと
♪
閉め切った窓に雲が浮かんでる
届きそうで届かないものばかり
なんだっけかな 横文字に寝返るなら
そう、アローン アローン
こうやって今は晴れて足宛いてる
苦しいのは自分だけじゃない話
金色の空 何かを言い掛けている
それが思い違いでも
生きているよ 生きているよ 思い違いでも
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