君が残した言葉が
あの交差点で吐いた文字が
今も横断歩道に散らばってると聞いた
集めに行って拾ったけれど
言葉はなんだか紡げなくてさ
あぁ 悲しくなったや
♪
虹が空にかかったって
はしゃいでいた君はどこへ行ったの
隣で笑顔を振りまいていた
君は君は君はいないや
今更君を追いかけても
届きやしないことくらいは
分かってんだ分かってんだ
痛いほど
それでも君に今会いたくて
歩みを止めずに
君に追いつきたくて
必死に足を回してんだ
それでも君は遠くへ
遠くへ行ってしまった
ねぇ 今からじゃ追いつけないかな
見えない靴を履いて
走って行った君は高く空を飛んだ
僕じゃ追いつけないような場所
高く遠く空へ飛んでった
今更追いかけたって届かないことはわかってるんだ
痛みが心を支配していく夜
♪
朝の光が差し込んだ部屋に
君は一人立ちつくしていた
「どうしたの?」って声をかけたって
君は俯いている
笑った顔が見たくって
必死にもがいていたあの日々も
今では愛おしいほど
掌の中でうずくまってんだ
ねぇ ほら笑って見せてよ
まだ まだ終わっちゃいないだろう
溢れる言葉全てが閃光して
君が見えないや嫌
あぁ でも君もいつしか
僕さえ見えなくなっていて
孤独の海を泳いでいた
見えない靴を履いて
走って行った君は高く空を飛んだ
僕じゃ追いつけないような場所
高く遠く空へ飛んでった
今更追いかけたって届かないことはわかってるんだ
痛みを飼い慣らそうとする夜
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