灰色の視界の中で
一人で歩くのは簡単じゃなかった
曖昧な輪郭をたどり
手繰り寄せた糸は繋がってなかった
♪
「ねぇ、いつか朝日を見よう」
そう言って君は手を そっと差し出した
もっとうまく歩けたなら
何か違っていたのか
もがくほどに絡まる
軋む世界に飲み込まれながら
大事な物ボロボロこぼしながら
それでも二人で願った
どこかで見たような日常でいい
傷つくだけの世界なら もう
いらない いらない いらない
いらない いらない
♪
ねぇ、もしも出逢わなかったら
私は今もきっと一人だった
何にもない空っぽのまま
息をしているだけの毎日は嫌だった
どこかに置き忘れて
見失いかけたもの 君が教えてくれた
歪む道に足を取られそうでも
風に揺られグラグラ倒れそうでも
それでも二人で願った
すぐに消えそうな幻なんて
偽りだけの世界なら もう
いらない いらない いらない
いらない いらない
例えば汚れた景色も 醜い街の色も
歩いた分だけ増えていくけど
信じるものがあるから
♪
涙はもう流さないよ そして今
新しい日々を
歩く
軋む世界に飲み込まれながら
大事な物ボロボロこぼしながら
それでも二人で願った
どこかで見たような日常でいい
傷つくだけの世界なら もう
いらない いらない いらない
いらない いらない
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