埃かぶってしまった 思い出に縋りついて
僕の中に君を創り上げた
退屈を飼い慣らした 色のないこの街で
誰でもない誰かになりたかった
見上げた空の狭さにも慣れた
今では僕だけが立ち止まって
馬鹿げたこと言うなよって笑ってくれよ
「君だけが居てくれればよかった」
分かりあってるつもりになって いつの間にかすれ違って
だけど僕ら何処へも行けなくて
思いあってるつもりになって いつの間にか傷つけあって
痛みだけでも君に残したかった
♪
淡い期待 あとどれくらい
苦い誓い 消えないまま
君に触れたい 誰も知らない
少しの後悔 抱きしめたまま
形あるものを欲しがって 大事なこと見失って
正しさなんか ただのひとつだって要らなかったはずなのに
飽きるほどに求めあって 理由もなく悲しくなって
気づいた時にはもう帰れなかった
分かりあってるつもりになって いつの間にかすれ違って
だけど僕ら何処へも行けなくて
思いあってるつもりになって いつの間にか傷つけあって
痛みだけでも君に残したかった
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