忙しなく降り積もる乾いた雪は
味気ないこの街を白く包んだ
不意に触れる手と手戸惑う仕草
頬を赤らめて「寒いね」って
ビルの間に吹く風は今日も冷たく
ふわふわと君の髪やさしく撫でた
いつか見た交差点手を振る姿 ああ
忘れたくないんだ
今君は何処かで笑えていますか?
触れ合った温もり覚えていますか?
時にはもうとめどなく 涙が溢れ出しそうなんだ
消えそうな目で僕の手を取って
同じ涙流してくれた
気づいたんだ どうしようもなく
他の誰でもない 君が好きなんだ
♪
すれ違う改札震えてたのは
たぶん冬のせいなんかじゃなくて
二人だけの秘密も増えたねと
はしゃぐ君が恋しくなるんだ
コーヒーに浮かんだ情けない顔
きっと君なら笑い飛ばしてくれた
誰もいないバス停ため息ひとつ
あぁ 格好悪いな
僕が描いた未来は雪の夜に
君が隣で叶えてくれた
「なんでもない」と呟いた目は
微かに潤んで煌めいた
伝えたい想いは閉じ込めたまま
悴んだ手そっとポケットに呼んだ
嬉しかったんだ その体温が
浅い呼吸でさえ 真っ白に染めてゆく
張り裂けそうな 想いさえ
隠してしまおうか
たとえ凍えそうな夜だって
寂しくないと嘘をついて
♪
今君は何処かで笑えていますか?
触れ合った温もり覚えていますか?
時にはもうとめどなく
涙が溢れ出しそうなんだ
冬が過ぎ去った街に綺麗な
七色の魔法をかけたのは
それはきっと 僕にしか見えない
紛れもない君だった
離さないように
Поcмотреть все песни артиста
Other albums by the artist